2025.12.14
東京コミコン2025レポ:出展ブース&体験アトラクション
今年は特にアパレルアイテムの充実っぷりに目を奪われた東京コミコン。出展ブースや体験アトラクションについて、ざっと振り返っていきたいと思います。
Warner Bros.
「Warner Bros. Discovery Booth」では、映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』に登場したドラゴンの模型の展示や、DC関連の展示など、いくつかフォトスポットが設けられ、グッズコーナーでは、『バットマン』関連が豊富でした。

そのほか、『ハリー・ポッター』、『ロード・オブ・ザ・リング』、ホラー作品、『トムとジェリー』『ルーニートゥーンズ』『パワーパフガールズ』など、様々なユニバースのグッズが勢揃いでした。
ここ1年間“交渉中らしい”と噂されていたNetflixによるWarnerの買収が本格化し、代理戦争へと発展している今日この頃。この先どう転じるのか全く読めない状況にありますが、来年以降はこういった風景が見られなくなるのかも、と考えると寂しいものがありますね。(※ここ数年、Netfllixはサンディエゴコミコンなどには出展せず、自社でファンイベントを仕掛ける傾向にあります)
ensky
昨年『イカゲーム』グッズに注力していたenskyは、今年は『ストレンジャー・シングス』を大フィーチャー! 初日午前中に販売していた「限定品」「先行販売品」は、翌日には店頭から消えていました。

graniph
デザイン性の高い『ストレンジャー・シングス』やクリスマスムードたっぷりな『グレムリン』のアパレルが揃っていたgraniph。フードを被るとヴォルデモート卿になれるパーカーが秀逸でした。

キャラジャン
マーベル、DC、スター・ウォーズ、ドラゴンボール、ホラー映画キャラなど、ありとあらゆるキャラクターたちのスカジャン、スタジャンを販売しているキャラジャン。今回は半分以上が新作で、ジージャンやアロハシャツなどの新コレクションもあり、人だかりが絶えなかったです。

VARIEGATOR
古き良きレンタルビデオ店をコンセプトにしたアパレルブランドVARIEGATORが東京コミコンに初出店。素材の質感やパッケージなどディテールにこだわっており、ファッショナブルにキャラものを身につけたい欲を満たしてくれるブランドでした。なお、MARVEL/STAR WARS POPUPにも、特別にコーナーが設けられていました!

HOT TOYS
今年25周年を迎えたHOT TOYSは、『プレデター:バッドランド』のデク&ティナといった旬のフィギアから、コレクター心をくすぐる“東映版スパイダーマン”のフィギアなど、足を留めずにはいられないコレクションが並んでいました。

52TOYS
遊んで楽しい可動性フィギュアで来場者の心を奪っていたのは、52TOYS。人気造形作家Yoshi.さん(@yoshi_tsumugibako)によるゼノモーフ(『エイリアン』)のフィギュアが特別価格で先行販売されており、2日目にはYoshi.さんのサイン会も実施!

Audible
AmazonオーディオブックAudibleは、組み分け帽子を被ると『ハリー・ポッターと賢者の石』のオーディオブックを聴ける、という貴重な思い出を作れる場に。また、時間帯によってはトートバッグを、試聴体験をすれば水、ポテトチップス、ステッカーをもらえる、とても素敵なブースでした。

東京コミコンは大半が有料コンテンツなので、主催側も企業側も「いかに“自分たち”が稼ぐか」という点にとらわれず(もちろん事業運営をするうえで数字を追いかけなくてはならないですが)、文化を創り上げていることや、それを支えているのは一人ひとりの映画/ドラマファンであることを念頭に、「いかに来場者の満足度を上げるか」について、もっと考えるべきではないだろうか……と、「Audible」ブースにおける満足体験を経て、改めて思ったのでした。
Back To The Future
大々的に展開されていた、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(以下、BTTF)公開40周年記念ブース。日本人アーティストとのコラボレーションアートの展示をはじめ、ギブソンの作品トリビュートモデル、スポーツ年鑑といった劇中の小道具などが展示されており、大量のグッズが販売されていました。8,800円以上購入すれば、デロリアンと記念撮影も可能に。

なお、ブース目の前は、『BTTF』とPEPSIのコラボボトルの販売トラックが止まっており、連日大行列でした。

トキキル
トキキルは、“解けないと買えない”というユニークなコンセプトの謎解きアパレルブランド。Tシャツを購入しなくても、謎解きだけでも楽しむことができました。

Police Car&Officer Photo Booth
大阪コミコンでも体験できた、スーパーライドエリアのアメリカンポリスカーコーナーがパワーアップ! 自身もポリスオフィサーになりきれたり、逮捕される気分を味わえます。スペシャルゲストは、前回のジャッキーちゃん(@jackiechan_jp)に加え、琉球トム・クルーズ(@ryukyutom0220)! 「Danger Zone」がBGMで流れるなか、皆“マーヴェリック”ではなく“トム”と呼んでいたことなど、色々と愉快なブースでした。

ちなみに、実際の銃にかなり近い造形だという「-MOVE-」さんの撮影小道具エアガン、ずっしりと重みがありました……!

Amazing School JUR
スーパーライドエリアに出展していた、特殊メイク造形スクールAmazing School JURによる「傷メイク体験」のブース。この日は、ジョン・ウィックのコスプレイヤーさんが、コスプレの“仕上げ”として利用されていたところをキャッチ。約10分と短い時間で本格的な傷メイクを体験できる場になっていました。

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