
2024.12.26
東京コミコン2024レポート:MCUステージ編
「東京コミコン」最終日午後に催された「マーベル・ギャザリング・ステージ」は、スペシャル感満載。急遽実施された映画『クレイヴン・ザ・ハンター』のプレゼンテーションから始まり、コスプレイヤーたちのアッセンブル、マーベル・コミックス編集長C.B.セブルスキーへのQ&A、そしてドクター・ストレンジ役で知られるベネディクト・カンバーバッチのトークショーと、てんこ盛りでした。

詳しいレポートはcinemacafeさんに寄稿しているので割愛しますが、ここではその記事に載せきれなかったセブルスキー編集長のQ&Aを紹介します。
C.B.セブルスキー編集長 Q&A

―『X-MEN』にはたくさんのミュータントが登場しますが、そのの中で一つだけ好きな能力を手に入れられるとしたら、誰の、どんな能力を選びますか?
良い質問ですね。もし『X-MEN』のミュータントになれるのであれば、ローグです。ローグのように飛びたいな。もしローグの力があれば、飛行機に乗る必要がなく、日本にも行けるし、行きたい国にどんどん行ける。それが夢ですね。
―日本の漫画で影響を受けた作品はありますか?
はい。小さい頃から日本の漫画が好きで、ご存知かもしれませんが、新谷薫先生の『エリア88』、大友克洋先生の『AKIRA』、井上雄彦先生の『SLAM DUNK』、もちろん鳥山明先生の『ドラゴンボール』、……(鳥山明先生は)残念ながら亡くなってしまったけれど。『少年ジャンプ』の多くの漫画が好き。その他、柴門ふみ(先生)の『あすなろ白書』や『東京ラブストーリー』など、たくさんの漫画に影響を受けました。
―マーベル・コミックスで書くアーティストになりたいと思っている方向けに、子供のうちにしておくべきことや、マーベルで働く魅力を教えてください。
マーベル・コミックスが若いアーティストたちに影響を与えていることは嬉しいです。でもアドバイスは、“コミックだけを読まないこと”、です。良いアーティストになるには、現実世界で得たものを引き出さなくてはならない。映画を観たり、ドキュメンタリーを観たり、博物館に行ったり、アニメーションを学んだり……現実で体験したことをコミックに落とし込むこと。それが、良いアーティストになるための鍵です。
様々なカルチャーへの愛に溢れ、“温厚”という文字が浮かぶセブルスキー編集長ですが、最後の質問への回答には、様々な作品を見て・感じてきた編集長としての威厳を感じられたのでした。
最後に、イベントのラスト、退場BGMでダンスするカンバーバッチの写真をお届けします。保存OKです!






#東京コミコン