
2025.5.15
大阪コミコン2025ステージレポ:We Love DC ステージ
今年の“夏休み映画”、どちらの作品が楽しみですか? 幾つか大作が控えていますが、ジェームズ・ガン監督が手がける最新『スーパーマン』を挙げる方は、多いのではないでしょうか。

「大阪コミコン2025」初日メインステージでは、同作の公開に先駆け、スーパーマンを称える DCファンのためのイベント「映画『スーパーマン』公開記念 We Love DC ステージ」が開催されました!
映画『スーパーマン』公開記念 We Love DC ステージ

イベント冒頭では、ジェームズ・ガン監督&主演デヴィッド・コレンスウェットのコメントが流れた後、映画『スーパーマン』の予告編が上映。以降は、司会進行役の杉山すぴ豊と中丸雄一、そしてコミコンPR大使のNMB48メンバー(安部若菜、塩月希依音、小嶋花梨)、による、スーパーマンに関するクロストークが行われました。
興味深かったのは、スーパーマンは映画化するのが難しいヒーローだ、という解説です。理由は、無敵キャラが主人公だと、物語の盛り上がりや共感を生み出しにくいから。
そのため、例えば恋に悩んだり、自身の二重生活に悩んだりなど、スーパーマンの人間味をいかにして出していくのかがクリエイターの腕の見せ所になっているそうです。ガン監督はどのようなスーパーマン像を生み出すのか、楽しみですね!
また、「あなたにとってのスーパーマンとは?」の回答も、それぞれ異なる視点でスーパーマンの存在を捉えているのが面白かったので、コメントの一部を紹介したいと思います。
小嶋花梨の回答:ロールモデル
「(スーパーマンは、)地球人ではありませんが、正義について悩み葛藤する姿などに一番人間味を感じています。一番強い人間だから悩む必要もないのに、常に正義はどちらなのか考えながら生きている。正義だったり、人を想う面ところだったり、そのような面が憧れです。自分の生き方のロールモデルだと思っています」
安部若菜の回答:友だち
「(スーパーマンは、)いつ何がきっかけで知ったのかと言われると思い出せないぐらい、気がついたら知っていた存在で、子供の頃、ふとした時に生活の中にいました。『スーパーマン』映画で一番好きなのは1978年作品。その中でも、スーパーマンが人助けをして「あなたは誰?」と聞かれた時の、「あなたの友人です」という台詞が印象に残っています。ヒーローは皆のことを助ける遠い存在ですが、スーパーマンは一人残らず救ってくれる、身近な友人のように感じさせてくれるのが魅力だと思っています」
塩月希依音の回答:レジェンド
「(スーパーマンの映画の中では)『マン・オブ・スティール』が好きです。スーパーマンが人間社会に出てきた時、社会に馴染めるように能力を隠して、誰にも相談をすることができません。その孤独に立ち向かう姿が本当にかっこよく、一番好きなところでもあります。孤独に打ち勝ちながら正義を貫いているスーパーマンはレジェンドだと思います」
中丸雄一の回答:ヒーローの中のヒーロー
「色々なヒーローもののアニメなどが好きでよく見ます。でも、昔から知ってるものは何なのか、元祖は誰なのかと聞かれれば、スーパーマンです。やはり特別で歴史のあるキャラクターだと思っています」

続いて、DCコスプレイヤーが登壇。スーパーマンやバットマンはもちろん、異なるタイプのジョーカー、そしてガン監督のコスプレまで!



ガン監督からのサプライズビデオメッセージも上映!

ガン監督へのお返事動画を収録することになり、会場全員で「We Love DC!We Love スーパーマン!We Love ジェームズ・ガン!!」と合唱。ちょっと長くて言いづらかったですが、DCファンたちからの愛は、きっと伝わったことでしょう!

#大阪コミコン